こども園・保育園・幼稚園の先生へ 子どもたちの育ちを考えよう

春の土用とは?

🌱春の土用とは?

今日は「春の土用」についてご紹介します。

土用というと夏の「土用の丑の日」を
思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
実は春・夏・秋・冬、四季それぞれに
土用の期間があるのです。


📅2025年の春の土用

  • 春の土用の期間:2025年4月17日(木)~5月4日(日)

  • 春の土用の戌の日:2025年4月23日(水)

春の土用は、立夏(5月5日)の直前、
約18日間の期間を指します。

この期間は、季節の移り変わりによる
体調の変化が出やすい時期。

古来より「土の気」が盛んになるとされ、
土を動かすこと(引っ越しや庭仕事、工事など)は
避けるべきとされてきました。


🌸春の土用におすすめの過ごし方

春の土用は、冬から春への変化に
体が順応するための調整期間。

無理をせず、心と体を
整えることが大切です。

  • 無理な新しいスタートは避ける
    土用期間中は何かを「始める」「壊す」「動かす」には
    不向きとされます。
    焦らず、準備や内省の時間にあてましょう。

  • 体調管理に気をつける
    季節の変わり目で疲れが出やすく、
    胃腸も弱りがち。
    食生活を見直す良いタイミングでもあります。


🍽️春の土用の戌の日に食べたいもの

春の土用では、「戌の日」に“い”のつく食べものや
“白いもの”を食べるとよいとされています。

これは、体調を整えるための昔ながらの知恵です。

おすすめの食べもの例:

  • いんげん(食物繊維が豊富で整腸作用あり)

  • イワシ(EPAやDHAが豊富で血流改善にも)

  • イカ(高タンパク・低脂質で消化にもやさしい)

  • いくら(疲労回復に効果的なビタミンB群)

  • 牛乳(白い飲み物でカルシウム補給にも)

  • かぶ(白くて体を温める野菜)

  • ご飯(白い主食。体力回復の源)

体を内側から整えるこの食習慣、
春の節目に取り入れてみてはいかがでしょうか?


📜まとめ

2025年の春の土用は4月17日~5月4日まで。

戌の日である4月23日には、
“い”のつく食べ物や白い食べ物をいただいて、
体調を整えましょう。

春から初夏への移り変わりを穏やかに乗り越えるための、
日本の知恵をぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね。

人気記事

1

※ 当サイトでは、信頼できるサービスに限りプロモーションを実施しております。 今日は、私が理想の職場に巡り合えた裏技をお話しします。 幼稚園・こども園・保育園で働く先生方にとって、 少しでも役立つ情報 ...

2

毎日の子育てや家事・仕事で忙しいママやパパにとって、 子どもの靴を洗うのは意外と手間がかかりますよね。 子どもが公園で遊んだ後、泥だらけの靴を見て、 ため息をついたことがある方も多いのではないでしょう ...

-こども園・保育園・幼稚園の先生へ, 子どもたちの育ちを考えよう