最近、 私の職場の園でもマイコプラズマ肺炎 が出ては消え、
また出てくるというように流行しているので、
情報提供をしたいと思います。
マイコプラズマ肺炎とは?
マイコプラズマ肺炎は、「歩く肺炎」とも呼ばれ、
風邪のような軽い症状から始まりますが、
自覚がないまま感染を広げてしまう ことが特徴です。
潜伏期間が2~3週間 あるため、
気づかないうちに他の人にうつしてしまうこともあります。
感染が収束したかな?と思う頃に遅れて出てくるこの頃です…。
熱の上がり下がりを繰り返すのも、
最近の特徴でもあります。
主な症状
- しつこい咳(夜に悪化しやすい)
- 微熱や高熱
- 喉の痛みや倦怠感
- 鼻水や鼻づまり
これらの症状が見られた場合、早めに病院で診てもらうことが大切です。
予防策
- 手洗い・うがい をしっかり行いましょう。
- マスクの着用 を心がけ、人混みは避けるようにしましょう。
- 免疫力を高める ために、バランスの取れた食事と十分な睡眠を取りましょう。
感染を広げないために
マイコプラズマ肺炎は 飛沫感染 するため、
感染拡大を防ぐには家庭や保育園でも以下の対策が重要です。
- 部屋の 換気 をこまめに行う。
- おもちゃや共有物を消毒 して清潔に保つ。
- 子どもの 体調に変化があれば、すぐに休養 させる。
最後に
一度は風邪と診断されていても、熱の上がり下がりを繰り返す時、
しつこい咳が続く等、症状が治まらない場合は、
再度医師の診察を受けるようにしましょう。
マイコプラズマ肺炎は 細菌感染 による病気であり、
医師が処方する 抗生物質を適切に飲めば、早く治すことができます。
また、症状が治まってきても油断せず、
最後まで薬を飲み切ること が大切です。
これから秋が深まっていく中、元気で活動したいものですね。